少子化が叫ばれている中、子どもたちは社会において大切な存在です。
しかし、子どもに対しての虐待や経済的な理由などで、子どもを育てられなくなるケースが少なくありません。
保護者のいない子どもや被虐待児だなど、社会的養護の対象の子どもは、全国に約4万6千人います。
また、全国の児童相談所における児童虐待に関する相談件数は、児童虐待防止法執行前の平成11年の11,631件に比べ、平成24年度では66,701件と約6倍に増加しています。
かつては、親がいないために児童養護施設などに入っていましたが、現在では親はいるが何らかの理由があり施設に入らざるを得ない子どもが後を絶ちません。とはいえ、施設に暮らす間は十分ではないにしろ法律に守られています。
18歳(措置延長で20歳まで)または15歳(中学校卒業後、高校に進学しない場合)で施設退所する子どもたちに法の後ろ盾はありません。その後の進学の体制やサポート体制も、未だ不十分です。
施設に暮らす子どもたちの支援は勿論必要ですが、施設を退所する子どもたちへの支援は、その後彼らが、人生をあゆんでいくうえでも必要性が高いものとなっています。
児童養護施設や自立援助ホームは、さまざまな事情で、家庭で暮らすことのできない子どもたちを受け入れています。そこに暮らす子ども・若者が自分らしく育っていける社会づくりを目指すとともに、施設に暮らす子ども・若者を排除することなく迎え入れることのできる地域・社会作りを目指します。
児童養護施設や自立援助ホームなどの社会的養護が必要な子どもたちを支援する組織として、はぐくみの杜を支える会を設立し、活動を展開していきたいと考えています。
① 乳児院・児童養護施設・自立援助ホームに暮らす子ども・若者の生活支援
② 児童養護施設と自立援助ホームに暮らす子ども・若者の自立支援
③ 啓発事業及び広報活動
④ 調査研究及び情報収集
⑤ その他目的達成に必要な事業
理事長 久保 貴子
はぐくみの杜を支える会は、「はぐくみの杜君津」に暮らす子どもたちが、癒され、安心して暮らせる環境と、豊かな生活経験が保証されることを目指し、2013年に任意団体として設立し2015年にNPOとなりました。
これまで多くの皆様からの会費や寄付をもとに事業を行ない、現在では15歳から20歳までの親と暮らせない若者の自立を支援する自立援助ホーム「人力舎」や、乳児院「赤ちゃんの家」も応援しています。
生活支援事業の中心となる「ボランティア活動」には約40名が登録し、食事作り、あそび、草取りなど環境整備のなどを行なっています。
また、はぐくみの杜や人力舎を巣立つ子どもたちの自立支援も始まりました。施設に暮らす間は、不自由はありながらも衣食住は保証され、職員見守る目があります。しかし自立後は、お金のこと、暮らすこと、働くことなど全てを自分で考えなければなりません。若年の自立には、不安が残ります。少しでも安心して自立を迎えられるよう、継続して応援していきたいと思います。
皆さんもご一緒に!
団体名 特定非営利法人 はぐくみの杜を支える会
所在地 〒299-1104 千葉県君津市糠田64番地
団体設立日 2015年9月 特定非営利活動法人
役 員
理事長 久保 貴子
副理事長 田端 知江
理事 竹内 悦子
理事 関口 牧江
理事 鈴木 真理子
理事 林田 光博
理事 岩上 章子
理事 鈴木 みどり
理事 清水 えみ
監事 塙 智
お問い合わせフォーム
特定非営利活動法人はぐくみの杜を支える会
〒299−1104 千葉県君津市糠田64番地
TEL&FAX : 0439−32−2270
Mail : hagukumi-sasaerukai@aroma.ocn.ne.jp
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